まごチャンネル

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全国の100世帯(50家族×二世代)に聞いた「敬老の日の過ごし方」実際に孫を会わせる予定がある家族は2割未満。一方で理想の贈り物は「モノよりも孫と過ごす時間」

2017.09.04

スマホで撮った子どもの写真・動画をそのまま実家のテレビへ配信するサービス「まごチャンネル」を提供する株式会社チカクは、全国の100世帯(夏休みに帰省した50家族×二世代)を対象に「敬老の日の理想と現実」に関するアンケートを実施しました。
アンケートは「離れて暮らす二世代、三世代の家族間での敬老の日に関する捉え方」や「おじいちゃん、おばあちゃんの意外な生活実態」、「同社のプロダクト『まごチャンネル』の使い心地」について調査する目的で実施したものです。
「まごチャンネル」を利用する50家族を対象に、今夏の帰省のタイミングでおじいちゃん・おばあちゃん世代(ひいおじいちゃん・ひいおばあちゃん世代も含む)の意見も交え回答してもらいました。
 
<調査結果サマリー>
◆理想の敬老の日は「モノよりも孫と過ごす時間」

  • 敬老の日に一番期待することは「孫が会いに来てくれること」で82%にのぼる。
  • 一方、実際に孫を会わせる予定がある家族は14%。

 


◆孫を合わせる予定がない理由は「時間がかかる(58%)」「お金がかかる(26%)」
時間的な制約や費用、実家までの距離を理由に挙げる方が多数を占めましたが、自由回答では子ども世帯から以下のような本音も寄せられました。家族間での「バランス」の難しさも見受けられます。

  • どちらの祖父母に会いに行くか決められない
  • いつも会える自分の親より、遠くに離れている相手の親側を優先することにした
  • 孫の予定が合わない(部活動など)

 
 「品物やお金よりも孫に会いたい」というのがおじいちゃん・おばあちゃん側の本音ですが、忙しい子ども世帯からは祝日とはいえ「敬老の日に帰省するのは難しい」というのが現実です。
その結果、子ども世帯側の今年の敬老の日のプランは、「(まごチャンネルで)動画や写真を送る」という回答者が約半数(54%)にのぼり、時間や交通費/プレゼント代を気にせず、手軽に感謝の気持ちを現わす方法として、IoT(Internet of Things)のサービスも役立っているようです。
 
◆親世帯からは「身体も弱り外出が難しいため自分から会いに行くのは難しい」という声も
また「孫に会いたい」という意見が大多数を占める親世帯(おじいちゃん・おばあちゃん世帯)からの自由回答では、以下のような意見も寄せられました。

  • 身体も弱り外出が難しいため自分から会いに行くのは難しい
  • (敬老の日に限らず)もっと孫に会いたい
  • 特に物は要らず、皆が元気でいてくれればよい
  • 電話や動画で連絡があればよい


テレビを使って孫がすぐそこにいるかのような体験ができる「まごチャンネル」。
大画面テレビなら、まるでそこに孫がいるかのような体験ができることや、「まごチャンネル」の利用状況から、おじいちゃん・おばあちゃん世帯(シニア世代)の生活を垣間見ることができました。

◆「まごチャンネル」を使ってみたシニア世代が感じたこと(自由回答)

  • 孫がすぐそこにいるような錯覚をして驚いた
  • まるで孫が目の前にいるかのように、話しかけてしまった
  • 孫が家にいるような感覚になった
  • 遠くに住んでいる孫の成長がリアルタイムに見られて驚いた
  • ガラケーなので写真も動画も見れず、孤立した気持ちだったのが解消された
  • 北海道と東京なので距離があるが、なんだか身近に感じられるようになった


◆「まごチャンネル」を通じて知ったシニア世代の意外な生活

  • 思ったより遅くまで起きている(「まごチャンネル」を見ている通知が深夜に届く)
  • 同じ動画や写真を繰り返し見ている。
  • 動画や写真を送るとすぐに見はじめることから、ずっとテレビの前にいるのがわかった。
  • 動画の音声を聞く為にテレビのボリュームを大きくしていた。私達世代には十分の音量だったので、耳が遠くなったんだな、と気付いた。
  • 生活リズムを把握できるようになった。 あと、どれだけ(孫に)会いたいのかも。
  • スマートフォンの画面を、虫眼鏡を使ってみている
  • テレビの画面をガラケーで撮影し待受画面に設定している


早寝、早起きだと思われているシニア世代ですが、実際は起きる時間も寝る時間も不規則で、深夜1時、2時でも起きていることもあるようです。
回答者からは「夜、目が覚めたおじいちゃん・おばあちゃんが『まごチャンネル』を見て暇つぶしができているようでよかった」という声も寄せられました。
またスマートフォンの画面は、やはりシニア世代には小さすぎるようです。

<「シニア・ファースト」で離れた家族の心の距離を近づける>
株式会社チカクは「シニア・ファースト」を掲げ、今までテクノロジーの恩恵から取り残されてきたシニア世代を巻き込んで、世界中の家族の幸福度を上げることを目指すIoTスタートアップです。
シニア世代もテクノロジーをそれと意識することなく使えるサービスを開発するとともに、ひとつひとつの家族に最適な形でつながれて、それぞれの親孝行ができる世界をつくりたいと考えています。
「まごチャンネル」は『デジタル時代の二世帯住宅』というコンセプトのもと開発した同社初のプロダクトですが、実際そんな効果を生むことができているのかも聞いてみました。主だった声をご紹介いたします。

◆「まごチャンネル」を使う目的

  • 子どもの動画や写真を手軽に共有したいため(84%)
  • 親孝行をしたいため(74%)
  • 子どもの動画や写真をリアルタイムに共有したいため(72%)


◆「まごチャンネル」を使い始めてから家族に起こった変化

  • 動画や写真を撮る回数が増えた(74%)
  • 意識して動画を撮るようになった(62%)
  • 離れて暮らす家族とのコミュニケーション量(メール、電話など)が増えた(46%)
  • おじいちゃん・おばあちゃんの笑顔が増えた(40%)
  • おじいちゃん・おばあちゃんが元気になった(34%)


そのほか前述したように「ガラケー利用で写真も動画も見ることができず孤独を感じていたが、解消された」という声も寄せられました。

また「まごチャンネル」を利用しているおじいちゃん・おばあちゃん世帯の約半数がPCやスマートフォンを利用していることもわかりました。ただしPCやスマホが使えても、視力や聴力が衰えるなか、孫の姿をはっきりと見るには、テレビの大画面とスピーカーが最適のようです。

<調査概要>
調査対象:「まごチャンネル」をお使いのご家族のうち、8月中旬に帰省した全国の50家族とそのご実家(合計100世帯)
調査期間:2017年8月11日~8月31日
調査方法:インターネットリサーチ

※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず「まごチャンネル調べ」とご明記ください。

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